有機性汚泥の
生物分解処理事業

有機性汚泥などの有機性廃水を効率的に処理する事業です。
多様な技術と安定的なシステムを用い、バイオガス発電など適正処理を通じて循環型社会へ貢献することを目指しています。
前処理→油水分離→脱水のプロセスを経て処理されます。

処理の流れ

産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の処理の流れイメージ 前処理→2つの生物分解処理施設 ①嫌気性メタン発酵分解処理→バイオガス利用 ②好気性活性汚泥法処理→個液分離、脱水処理→乾燥処理→放流、資源化

廃棄物の受入~前処理工程

  • 生物処理に適した状態に整える

    受け入れた有機性廃棄物には、生物処理ができない夾雑物(ゴミなど)があり、取り除く工程が必要です。この工程は大変重要で、様々な方法があります。

    • ・スクリーン除去(ゴミや異物を捕捉して除去する装置)
    • ・シックナー(重力沈降によって効率的に濃縮・分離する装置)
    • ・加圧浮上(微細な気泡に付着させて浮上させ、除去する装置)
    • ・可溶化(水に溶けにくい物質を熱と圧力で均一に分散させ、安定した液状にする装置)
    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の廃棄物の受入~前処理工程で使用するシックナーの写真

生物分解処理工程

  • 微生物発酵によるメタン生成

    高温嫌気性消化処理を行うことで、有機分の生物分解効率が向上しBOD成分や油分の約90%を分解除去します。嫌気性の生物分解によりメタンガスが発生し、工場内の燃料として再利用されます。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の汚泥が微生物により分解されてメタンガスが発生し、燃焼させて発電やボイラーなどの燃料として再利用されている様子イメージ
  • 好気性活性汚泥処理
    (ディープシャフト)

    ディープシャフト(超深層曝気槽)は水深80mの水圧を活用し、高溶存酸素量の環境で微生物活性を高める活性汚泥処理です。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業のディープシャフト(超深層曝気槽)が水圧を活用して高溶存酸素量の環境で微生物活性を高めるしくみイメージ
  • 好気性活性汚泥処理

    好気性微生物(酸素を必要とする微生物)が有機物(BODやCOD成分)を分解し浄化します。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の好気性活性汚泥処理で有機物を分解する好気性微生物の写真
  • 高効率ブロワ

    空気軸受式可変速単段ターボブロワ
    従来の曝気槽ブロワと比較し、省エネルギー・低騒音・省スペース化・フリーメンテナンスを実現し、環境負荷を低減して脱炭素化社会へ貢献しています。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の高効率ブロワ 空気軸受式可変速単段ターボブロワの写真

脱臭装置

  • 悪臭ガスを除去

    工場内の全エリアで臭気(アンモニア、硫化水素など)を吸引し、酸・アルカリ洗浄や活性炭吸着など複合的な脱臭処理を行い、大気へ放出しています。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の脱臭装置の外観写真

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メタンを利用した発電

  • マイクロガスタービンによる発電

    バイオガス(メタンガス約65%)を燃料として、発電機のガスタービンを回し発電します。
    発電した電力は工場内で利用し、排ガスは熱回収をして工場内で再利用しています。
    メタンガスを利用した設備は、発電機以外にボイラ・汚泥乾燥機などにも再利用され、CO₂削減など環境配慮型の工場として運用しています。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業のバイオガスを燃料とするマイクロガスタービンの写真

汚泥脱水

  • 脱水機での減容化

    工場内で処理された汚泥は、脱水機で固形状汚泥と水分に分けられます。
    ヘリオス式・高圧ベルトプレス式・スクリュープレス式と汚泥の性状に合わせ、様々な脱水機を設置しています。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の工場内で処理された汚泥を脱水機で固形状汚泥と水分に分けるようすイメージ図、処理後の脱水ケーキ写真

汚泥乾燥機

  • スラッジドライヤー

    工場内で精製されたバイオガス(メタンガス約65%)を燃料にして、脱水汚泥を乾燥させます。
    乾燥後の汚泥重量は脱水ケーキの1/4以下になり、再資源化原料として再利用されます。
    排ガスは脱臭炉で熱分解し脱臭され、大気に放散します。

    産業廃棄物の処分・再資源化を行う京葉興業の工場内で精製されたバイオガスを燃料にして、脱水汚泥を乾燥させる汚泥乾燥機(スラッジドライヤー)の写真